韓国デイリーニュース (2024年8月16日)

1. 国内政治

  • ソウル市長の光復節に関する発言:ソウル市長のオ・セフン氏は、第79回光復節記念式典で日本を克服するための真の反省が必要だと強調しました。この式典は異例の状況下で行われましたが、オ市長は変化する世界情勢に迅速に対応し、日本との歴史的課題を克服する方法を考えるべきだと訴えました。
  • 国民年金改革の論争:韓国政府は今月末か来月初めに年金改革案を発表する予定であり、年齢層別の保険料の差別化が含まれる可能性があります。これに対し、韓国民主党はこの改革案が世代間の対立を悪化させる可能性があると批判しています。

 

2. 国際政治

  • カマラ・ハリスの経済政策:アメリカのカマラ・ハリス副大統領は、価格の不当な引き上げを抑制し、住宅購入の頭金支援を提供することを目的とした経済政策を発表する予定です。これらの政策は、労働者階級の家族の経済的負担を軽減することを目指しています。
  • ハルク・ホーガンのトランプ支持演説:元プロレスラーのハルク・ホーガン氏は、演説でドナルド・トランプ前大統領を支持することを公表しました。それに対し、トランプ氏の長年のライバルであったジェシー・ベンチュラ氏は、カマラ・ハリス氏を支持する意向を表明しました。

 

3. 経済

  • BTSのオリコン記録:BTS(防弾少年団)の「Dynamite」は、日本のオリコンチャートで海外アーティストとして初めて8億回再生を達成しました。この成果は、BTSがグローバルな音楽業界で持つ大きな影響力を再び示しています。
  • エンケムの株価上昇:二次電池の電解液を専門とする企業エンケムは、第2四半期に黒字転換に成功し、その株価が上昇しました。これはエンケムの技術力と市場における前向きな評価を反映しています。
  • ソウルのマンション価格上昇:ソウルの民間マンション価格は、建設資材や人件費の上昇により史上最高値を記録しました。これは、ソウルの不動産市場が依然として過熱していることを示しています。
  • オットゥギ製品の価格引き上げ:オットゥギは、原材料価格の上昇を理由に、家庭用即席食品(HMR)製品やカレー、ケチャップなど24製品の価格を最大15%引き上げると発表しました。この動きは、消費者の生活費負担を増加させる可能性があります。
  • GoogleのAIチップ開発:GoogleはAI向けの半導体開発に着手しましたが、元Google CEOのエリック・シュミット氏は、NVIDIAベースの技術を置き換えることが容易ではないと指摘し、NVIDIAの市場支配力の強さを示しています。

 

4. 社会と法律

  • 韓国体育協会の職員スキャンダル:韓国体育協会の職員が企業のクレジットカードを盗用して個人的な支出を行い、暗号通貨への投資にまで使用していたことが発覚しました。この事件は、協会内部の管理体制に対する懸念を引き起こしています。
  • 青少年のオンラインギャンブル問題:青少年の間でオンラインギャンブルが急増しており、ある中学生が約1億ウォンを失ったという報道がありました。この事件は、オンラインギャンブルの危険性と青少年保護の重要性を浮き彫りにしています。

 

5. 文化と芸術

  • KBS放送事故:KBSは、光復節当日に日本の国歌「君が代」が含まれたオペラ番組を放送したことで批判を浴び、その後、KBSは謝罪しました。この放送事故は、敏感な時期に日本関連のコンテンツを放送したことに対する問題を浮き彫りにしました。
  • 映画とドラマのニュース:映画「エイリアン:ロムルス」が韓国で公開され、シリーズのファンだけでなく新しい観客からも好評を得ています。また、ドラマ「私の夫と結婚して」の共演者であるコン・ミンジョンとチャン・ジェホは、現実の生活でも結婚することを発表しました。

 

6. 不動産と建設

  • 盤浦洞DH Banpoマンションの分譲予定:盤浦洞のDH Banpoマンションは、8月26日から分譲を開始します。価格上限制が適用されているにもかかわらず、市場価格に近い価格で提供されるため、高い関心を集めることが予想されます。
  • ソウルのギャップ投資割合の変化:ソウル全体のギャップ投資割合は2021年の50.1%から今年の39.43%に減少しましたが、龍山区や瑞草区などの高級地区では、ギャップ投資が依然として活発です。これは、不動産市場の二極化が進んでいることを示しています。

 

7. 環境と健康

  • 蔚山公立病院の開業計画:蔚山公立病院は2026年2月に開業する予定で、60床の病床を備え、蔚山南部地域の住民の緊急医療ニーズに対応します。この計画は、地域の医療アクセスを大幅に改善することが期待されています。
  • ロボット掃除機モデルの開発:中国企業が主導するロボット掃除機市場では、自動給排水機能を備えたモデルが注目を集めています。この技術により、ユーザーは水タンクの手動補充をせずに、モッピングプロセスを自動化することが可能になります。